米仮想通貨投資企業Bitwise、指数ファンドにポリゴン(MATIC)を追加

仮想通貨



2021-06-04 12:38:10

PolygonがBitwiseインデックスに

米暗号資産(仮想通貨)投資企業Bitwiseは、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ソリューションPolygon(ポリゴン)のネイティブトークンMATICを、主要銘柄指数(Bitwise 10 Large Cap Crypto Index)に新たに組み入れたことがわかった。

5 月の月末インデックス再構成プロセスの一環として、Polygon (MATIC) は Bitwise 10 Large Cap Crypto Index に入りました。

方法論はこちら: https://t.co/TYTaCj2NUU pic.twitter.com/qHfYUt0kGk

— ビットワイズ (@BitwiseInvest) 2021 年 6 月 1 日

『Bitwise 10 Large Cap Crypto Index』は、Bitwiseが提供する時価総額上位にある10銘柄からなる指数であり、同社が販売するファンド(投資信託)『Bitwise 10 Crypto Index Fund(BITW)』の基準となっている。よって、BITWにも、Polygonは新規で加えられた。

最新の構成銘柄リスト:

出典:Bitwise

Polygonが加わる前の構成銘柄リスト:

出典:ビット単位

比較すると、AAVEとCOSMOS(ATOM)が抜けて、PolygonとEOSが新たに加わったことが判明。EOSが加わったのは、5月4日で比重が0.54%。また、Polygonの比重は、1.01%に留まる。

なお、Bitwiseは毎月の最終日に「組成銘柄調整」を行う仕組みとなっている。

BITWに関しては、Bitwiseが今年の4月に米証券取引委員会(SEC)に「Reporting Company(報告会社)」の申請書(Form10)を提出した経緯がある。申請が承認されれば、財務状況など「1934年証券取引所法」で定める情報をSECに継続的に報告する義務が発生するため、金融商品としての透明性や信頼性が向上し、機関投資家マネーの流入が見込めるという目的がある。

著者:菊谷ルイス

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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