2021-06-09 12:21:41
ビットコイン相場と金融マーケット
9日の暗号資産(仮想通貨)市場。三角保ち合いを下放れしたビットコイン価格は一時31,000ドルまで大幅下落し、その後反発した。
直近では5月中旬以降の下落トレンドを鮮明にしており、モメンタム悪化も際立つ。底割れすれば年初来安値の27,678ドルや昨年12月にもみ合った22,000〜24,000ドル。3年前の仮想通貨バブルの最高値である約2万ドル水準が意識されることになるため、投資家の警戒感が募る。
一方、足元では売られすぎ水準にあり、ショートカバーを伴う上昇も散見される。31,000ドルが二番底となるか否か、続落したとして3万ドル前後で下げ止まるかどうかは目下の焦点だ。
ゴールド市場と明暗
国際調査機関であるワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のレポートによれば、21年5月に+8%上昇した金(ゴールド)について、興味深い傾向が示された。
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