2021-06-10 09:15:46
健康づくりにNFTを活用へ
Enjin社は10日、ヘルスエンゲージメントとテレヘルス(遠隔医療)のサービスを展開する、米Health Hero社とのパートナーシップを締結したと発表した。この提携の発表と同時に、両社はNFTを活用したウェルネス・プログラムを開始するともアナウンスし専用サイトを公開した。
NFT活用のウェルネスプログラムとは
デジタル・ヘルスエンゲージメント企業であるHealth Hero社は、これまでにもMicrosoft、Slack、Salesforceなどと提携しており、今回のEnjinとの提携では、健康をモニタリングするエンゲージメントプログラムである「Go! By Health Hero」を発表した。このサービスはTelegramなどのコミュニケーション・チャネルにて展開されるそうだ。
この「Go! By Health Hero」は、Apple Health、Google Fit、Fitbitなどのメジャーな健康トラッキングデバイスやアプリと連携し、アクティビティやウェルネスに関するデータを収集。その収集されたデータをもとに、トークンに希少性を持たせるための機能を備えた、ユニークな「W-NFT(ウェルビーイング・ノンファンジブルトークン)」を生成するという仕組みだ。
W-NFTとは
W-NFTは、Health Hero社がユーザーの健康的なライフスタイルを促進するために打ち出した独自のコンセプトだ。
ユーザーは、上記のApple Healthなどの健康トラッキングアプリを通して生成されたW-NFTを、Enjin Marketplace上でエンジンコイン(ENJ)を用いて取引が可能となる。
ユーザーが「Go! By Health Hero」を通して活動統計や健康状態のパラメータを入力すればするほど、対応するW-NFTは新たな特徴や異なる機能を獲得し、よりユニークかつ希少性が高くなるというものだ。
Health Hero社について
米サンフランシスコに本社を置くHealth…
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