再びビットコイン主導の相場、インフレとバイナンスに注意【仮想通貨相場】
2021-06-12 07:15:00
著者 クラーケン・インテリジェンス
クラーケン・インテリジェンス(Kraken Intelligence)は、クラーケンのリサーチ・チームであり、事実とデータに基づく仮想通貨関連の本質的で実用的なレポートの配信を目指している。伝統的な金融市場と仮想通貨市場の双方での知見を活かし、毎日の相場分析メモであるOTC Dailyや月間レポートなどで、最新の業界動向についてコンテンツを生み出している。
「エルサルバドル砲」にもかかわらず、ビットコインはなかなか上昇トレンドに乗れない展開が続いている。
5月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比では5%上昇と08年8月以来の大きな伸びを記録した。「高いインフレ率=ビットコインにとって好材料」と多くの人が信じているが、「今回のインフレは一時的」と考える人も一部いるようだ。
背景には、インフレの測り方が主観的で多くの問題点があるという見解がある。今回、前月比の上昇幅のほとんどがレンタカーや航空運賃、ホテル代の上昇で説明できる。経済活動の再開がインフレ上昇の要因となっているようだ。
インフレに対するマーケットの態度が煮え切らない中、ビットコインは3週間続く下落トレンドを突き破ることはできなかった。
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