元ソース<NFTゲームのダッパーラボ、米ドル連動「FUSD」を開発──独自ブロックチェーンで展開
2021-06-13 09:00:00
アメリカで人気のNFTゲーム「NBA Top Shot」を手がけるダッパーラボ(Dapper Labs)が、米ドル連動型ステーブルコイン「FUSD」を発表した。
同社は金融インフラを提供するPrime Trustと連携して、ステーブルコインのFUSDの開発を進めてきた。FUSDは、Prime Trustが管理する米ドルに1対1で裏付けられる。サークル(Circle)のUSDコイン(USDC)やジェミニ(Gemini)のGUSDといった既存のステーブルコインと同じ仕組みだ。
「フロー(Flow:ダッパーラボの独自ブロックチェーン)での、初めての法定通貨に裏付けられたステーブルコインになる」と同社CEOのロハム・ガレゴズロウ(Roham Gharegozlou)氏は述べた。主力プロダクトのNBA Top Shotでは現在、USDコインが利用されている。
ガレゴズロウ氏は、このタイミングでのFUSDの登場は、フロー上でプロダクトを構築しているダッパーラボ以外の企業がユーザーに信頼性の高い支払い手段を提供するためであり、アメリカとカナダで簡単に利用できるようになると述べた。
現状、こうしたサードパーティ・アプリのほとんどは、ネットワークのネイティブ暗号資産FLOWを使って決済しているが、FLOWを上場している取引所は少ない。CoinGeckoによると、1FLOWは12.56ドルで取引されている。
新たなトークン規格
注目すべき点としてガレゴズロウ氏は、FUSDは、フロー・ブロックチェーンでの初のERC-20的なトークンでもあり、迅速な開発をサポートするツール「Flow Client…
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