米マイニング企業Marathonの株価が高騰、21年第1四半期に196BTCを採掘

仮想通貨



2021-04-06 14:43:32

2021年第1四半期の採掘量を報告

ナスダック上場の米大手暗号資産(仮想通貨)マイニング企業Marathon Digital Holdings(以下Marathon)が事業について最新の報告を発表。2021年第1四半期に、196BTCを採掘したことが分かった。

21年3月31日時点で保有ビットコイン総数は5,134BTCに達し、時価は3億1,090万ドル(約340億円)相当だった。21年1月に平均「1BTC=31,168ドル」で購入した4,812.66BTCが含まれる。

時価総額56億ドルのMarathonの株価は、前週比44.8%高の56.5ドルまで上昇している。

出典:Google Finance

Marathonによると、同時点で手元の現金は約2億1,200万ドル(約230億円)で、現金と保有ビットコインを合計した流動性は約5億1,390万ドル(約570億円)に達したという。この報告を受けて、同社株式は7%程度急上昇した。

Marathonは2月に、約200億円の増資に成功しており、この資金の一部をビットメインからのマイニングマシン購入に充当している。

関連:仮想通貨マイニング大手の米上場企業Marathon、2億ドルの増資完了

マイニングマシンを大量購入、配備中

ビットメインは予定通り、すでにモンタナ州のマイニング施設にマイニングマシン「S-19 Pro」約10,000台を納入済だ。3月の悪天候により設置作業が遅れたこともあり、第1四半期末の時点で稼働中のマイニングマシンは約6,800台で、ハッシュレートは約0.71 EH/s(エクサハッシュ/毎秒)であるという。

今後も順次、ビットメインより追加でマシンの納入が行われる。Marathonはマイニングマシンの設置を随時進めており、現在のスケジュールでは、2022年第1四半期末までに購入済のマイニングマシンすべてを完全に配備・稼働する予定だ。

その暁には、Marathonのマイニングマシンは合計103,120台となり、約10.37 EH/sを生成する。2021年1月から、2022年2月までのハッシュレート推移について、Marathonは以下の図のように予測した。

出典:GlobeNewswire

この予測は天候や、マシン納入に関わる通関、配送などの状況により、変更する可能性もある。

MarathonのMerrick…




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