2021-06-15 14:59:28
仮想通貨市場の動向
6月第2週の暗号資産(仮想通貨)市場。週末6日に米マイアミ市で開催された「ビットコイン・カンファレンス」でエルサルバドルのブケレ大統領はビットコイン(BTC)を法定通貨に定める法案を提出する方針を示すと、9日には議会に法案を提出。同日、法案は可決して、世界初の事例となった。
ビットコイン(BTC)は9日には一時31,000ドル台まで下落したものの、その後6,000ドルの上昇を見せるなど反発。14日には5月26日以来となる4万ドル台を回復した。
イーサリアム(ETH)も下落基調で12日には2,300ドル台まで続落。取引量も一時期より低下した。
関連: 世界初、ビットコインを国の通貨に?専門家に重要性を聞いた 【動画解説】
時価総額TOP20の騰落率
時価総額上位銘柄の週間騰落率は以下の通り。(ステーブルコインは除く:14日時点)
ビットコイン(BTC):+20.78%
ポルカドット(DOT):+19.93%
ライトコイン(LTC):+11:30%
ビットコインキャッシュ(BCH):+7.38%
ポリゴン(MATIC):+4.74%
ビットコインのオンチェーンデータ
ビットコイン(BTC)関連の注目のオンチェーンデータは以下の通り。
Taproot、ロックイン完了
CoinPostでも報道した通り、約4年ぶりとなるビットコインの大型アップグレード「Taproot」のロックインが12日、完了した。5月よりTaproot支持を示す「シグナルビット」を含むことが可能になるSpeedy Trialが実施されており、2016ブロックの90%(≒1815ブロック)を超えることでTaprootの導入が決定する仕組みとなっている。