香港中文大学とコンセンシス、新型コロナ向けデジタルパスポートを開発

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香港中文大学とコンセンシス、新型コロナ向けデジタルパスポートを開発

2021-06-16 13:17:18
香港中文大学とコンセンシス、新型コロナ向けデジタルパスポートを開発

香港中文大学は、イーサリアム開発企業であるコンセンシス(ConsenSys)と提携し、新しいブロックチェーンベースの新型コロナウィルス(COVID-19)のデジタルパスポート「Medoxie」を立ち上げた。
このデジタルパスポートは、ブロックチェーン技術を利用し、ポストパンデミックでの経済の完全な再開のための安全な道を提供するのが目的だ。このデジタルパスポートには、ワクチン接種やテスト結果など、新型コロナ関連のデータを記録する。ブロックチェーンによって、パスポートに保管されている情報が安全に保管されるという。
当面、デジタルパスポートは、香港の医療関係者や専門家によってアクセスされ、その後患者向けの新しいモバイルアプリを準備していくという。デジタルパスポートのインフラは、ConsenSys QuorumとCodefi Orchestrateを使用して構築された。
コンセンシスのシニアテクニカルアーキテクトであるアラフェト・ベン・マッカルーフ氏は、パスポートがパンデミックから香港の住民が通常の生活に戻るのに役立つことになると主張している。
「このCOVID-19ブロックチェーンパスポートは、信頼できるブロックチェーン技術を使用してユーザーデータを保護し、検証可能で安全なものにしてくれる。香港中文大学が革新的な技術を適用させ、ヘルスセクターやコミュニティがCOVID-19に積極的に対応し、通常の生活に戻る取り組みを支援できるようになるだろう」
 

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