加投資大手IBC Group、中国から仮想通貨マイニング完全撤退へ

仮想通貨



2021-07-06 14:59:55

中国から採掘事業撤退続く

カナダに拠点をおき、中国でもビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)マイニングを手がける暗号資産(仮想通貨)投資企業IBC Group社は5日、中国からの完全撤退を発表。カナダ・アメリカ(北米地域)や南米など、世界中に採掘拠点を移動する方針を明らかにした。

IBC Groupとは

IBCは2014年、アラブ首長国連邦(UAE)で設立された大手投資会社。現在はカナダのトロントに拠点を移動しており、4,000以上のブロックチェーン企業に出資する。

マイニングなどの仮想通貨事業も手がけており、ビットコインとイーサリアムのマイニング事業は世界40以上の都市に展開。イーサリアム2.0では10万ETHをステーキングしている。

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IBCグループのKhurram Shroff会長は中国当局の規制強化体制を受け、中国国内のビットコインおよびイーサリアムのマイニング拠点を全て閉鎖する方針を表明。採掘事業のスタッフをアラブ首長国連邦(UAE)やカナダ、アメリカ、カザフスタン、アイスランド、そしてその他の南米国家に移動すると述べた。

IBC社は一部の予想では、中国国内における90%以上のビットコインマイニングが停止していると説明しつつ、Shroff氏は「マイニングの分散化は世界にとっては朗報だ」とコメント。「一時的には不都合」と称しつつ、仮想通貨マイニングの中国撤退はカナダにとっては仮想通貨の主流化に向けた好機であると見解を示した。

カナダでは今年2月、北米では初となる



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