2021-07-16 13:55:00
日本の財務省は、デジタル通貨の対応で体制を拡充する方針だ。中央銀行デジタル通貨（CBDC）の政府内での検討が加速するとみられる。
ロイターの16日の報道によれば、通貨を担当する財務省理財局内に専門の担当官を新たに拡充する。財務省では近く正式に予算請求するという。
金融庁では今月8日にデジタル・分散型金融企画室を設立しており、「新たな陣容でデジタル通貨に関する協議に弾みをつける狙いだ」とロイターは伝えている。
日本銀行ではCBDCにむけた実証実験を既に進めている。ロイターによれば、現在は基本的な機能を検証するフェーズ1の段階だが、来年度には次のステップに移行する見通しという。
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