2022-01-11 13:15:33
強気派に転向した理由とは
米国の著名投資家ビル・ミラー氏は7日、自身のポートフォリオの50%を暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)や関連企業の株式として保有していることを明かした。
ミラー氏は投資顧問会社「Miller Value Partner」の創設者権CIO。1991年から2005年にかけて、米国の主要株価指数S&P500を15年連続で上回る投資パフォーマンスを記録するなど、40年近い投資経歴を持つ著名投資家だ。
今回のインタビューでは、同氏はBTC価格が2〜3万円台だった2014年からビットコインへの投資を開始したとコメント。5万円台でも再び購入したものの、その後は一時期ビットコインの強気(ブル)派としてではなく、黎明期の印刷機や自動車、インターネットのような新興技術の観測者として動向を見守っていたと説明した。
しかし、ビットコインの利用率が上昇している点や、政府がビットコイン供給量に干渉できない点を評価。デジタル・ゴールドとして、「万が一」の時の保険に例え、ビットコインの優位性を説いた。
その後、2021年に入り、ビットコイン価格が30,000ドル台だった際に買い増ししたことを明かした。また、ビットコイン以外にも採掘企業のストロングホールド・マイニングや、マイクロストラテジー社に出資していると述べた。
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ストロングホールド社は持続可能性(サスティナビリティ)を重視したビットコインのマイニング企業。また、マイクロストラテジー社は上場企業として最多の124,391BTCを保有している。
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