今週の「魔の木曜日」は要人発言が集中 BTCには重石となるか【仮想通貨相場】

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今週の「魔の木曜日」は要人発言が集中 BTCには重石となるか【仮想通貨相場】

2022-04-20 17:30:00
今週の「魔の木曜日」は要人発言が集中 BTCには重石となるか【仮想通貨相場】

著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

19日のビットコイン(BTC)対円相場は181,948円(3.51%)高の5,366,366円と二日続伸。対ドル相場は41,000ドル(≒529万円)を回復した。
シカゴマーケンタイル取引所(CME)のBTC先物がギャップアップして取引を開始したことで、窓埋めを目指し週明けから上値を重くした相場は、日経平均株価の下落を眺め更に下げ足を速め、一時は489万円まで押したが、窓埋めを完了したことで海外時間から戻りを試すと、リビア国営石油会社(NOC)が、日におよそ7万バレルを製造するリビア国内最大級の油田を停止すると発表し、供給不安定化懸念から原油価格が上昇。これを受けて米期待インフレ率が上昇すると、BTCはショートの清算を伴い反転上昇し520万円にタッチした。
19日の相場は、ドル円相場の128円台乗せの影響でジリ高となり520万円を回復すると、オーストラリアで初のビットコイン上場投資信託が来週にも上場されるとの報や、米株の反発を受け530万円中盤まで一段高を演じた。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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