2021-05-10 16:40:20
投資家保護を重要視
4月より新しく就任した米証券取引委員会(SEC)Gary Gensler長官が米メディアCNBCの番組に出演。今後の米国における暗号資産(仮想通貨)規制の在り方などについて語った。
Gensler長官はこれまでに米財務省や商品先物取引委員会(CFTC)で務めた経歴を持つ他、マサチューセッツ工科大学(MIT)でビットコイン(BTC)やブロックチェーンに関する講義も行うなど、仮想通貨識者としても知られる人物だ。
今後の仮想通貨規制
今後の米国における仮想通貨の規制について、Gensler氏は投資家保護をまず優先事項として挙げた。
例えば「デジタル形式の希少な価値保存手段」であるビットコインは、非常にボラティリティ(価格変動)が大きいが、そのボラティリティや他の市場との低い相関性から、それに投資したい人々がいる。
投機性を理解した上で投資したい人々がいる限りは、さらなる投資家保護が必要だ。
またGensler氏は現在連邦政府レベルでは、仮想通貨取引所を監督する統一的な体制が整っていないと指摘した。商品先物取引委員会(CFTC)は、不正や市場操作防止について取り締まる権限を持っているものの、規制対象は「限られている」と現状を説明。
前日の公聴会での発言に続き、「賛同が得られれば議会と協力して、仮想通貨投資家を保護する(統一的な)制度を導入したい」との方針を改めて示した。
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