再生エネルギーに注力したブロックチェーントークン、2021年に入り急騰見せる

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2021-04-05 11:05:52
再生エネルギーに注力したブロックチェーントークン、2021年に入り急騰見せる

エネルギー生産や資源消費、環境影響への懸念は、世界的に主要なテーマになっている。また、ビットコインをはじめとするプルーフ・オブ・ワーク(PoW)のコンセンサスアルゴリズムを採用する仮想通貨のマイニングにかかる膨大なエネルギーコストも、度々批判が巻き起こっている。

環境問題とマイニングによる報酬コストの議論が続く中、ブロックチェーン技術を世界のエネルギーグリッドに導入し、エネルギーの買い手と売り手をつなぐ市場を通じて再生可能エネルギーの発電を促進することを目的とした仮想通貨プロジェクトに注目が集まっている。

EWT/USDT vs. POWR/USD vs. WPR/USD 1-day chart. Source: TradingView

2021年に入ってから3桁の上昇を見せているエネルギーに特化したプロジェクトは、エネルギー・ウェブ・トークン(EWT)、パワー・レジャー(POWR)、ウィー・パワー(WPR)の3つだ。

EWT/USDT

エネルギー・ウェブ・トークン(EWT)は、エネルギー分野のアプリケーション開発を支援し、さらに発展させるために設計されたオープンソースのエンタープライズブロックチェーン「Energy Web Chain」のトークンだ。

プロジェクトのウェブサイトによると、「エネルギーウェブは、オープンソースで分散化されたデジタル技術の可能性を解き放つことで、低炭素で顧客中心の電力システムを加速させる」と書かれている。

プロジェクトは2019年6月に開始され、その後、フォルクスワーゲン、シーメンス、日立などの世界的に有名な企業をパートナーとする広範なネットワークに成長している。

開発が進めば、グリッドオペレーターやソフトウェア開発者、ベンダーなど、エネルギー分野のさまざまな分野をつなぐのに役立つだろう。

2021年にEWTの価格が大きく変動したのは、3月初旬に同トークンが米国の仮想通貨取引所クラーケンに上場したことだ。

EWT/USDT 4-hour chart. Source:


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