2021-04-03 06:00:00
アップルミュージック幹部だったパーカー・トッド・ブルックス氏は、仮想通貨ハードウェアウォレット大手のLedgerに参画する。
4月2日の発表によると、ブルックス氏は、Ledgerでノンファンジブルトークン(NFT)部門を率いることになる。Ledgerでは、NFTの保管や管理、セキュリテイのサービスが拡大している。
ブルックス氏は、アップルミュージックで過去7日間にわたって在籍していた。もともとビーツミュージックにいたブルックス氏は、2014年にビーツがアップルに買収されたことでアップルに移籍。アップルミュージックではダンス&エレクトロニックアーティストリレーションズの責任者を務めていた。
ブルックス氏は、LedgerのNFT担当バイスプレジデントとして起用された。プラットフォームとアートコミュニティの橋渡しやNFT製品の開発を担当することになる。ブルックス氏はまた、NFTが「Ledgerのソフトウェアおよびハードウェアプラットフォーム全体で高いプライオリティーを持つことになる」と書いている。
「私は自分のキャリアをアーティストコミュニティに貢献することに費やしてきた。NFTを使用することで、アートと音楽の作成、サンプリング、管理の方法を再考することになると同時に、インターネットに接続されたデバイスにNFTを保存することによるセキュリティ問題に対処する必要も出てくる」と、ブルック氏は述べている。
ブルックス氏のミッションは「アーティストがデジタル作品を展示・管理し、安全に保管するためのプロセスを簡単にすることだ」と書いている。
Ledgerのイアン・ロジャースCEOは、100以上のブロックチェーンに安全にアクセスする方法を提供しているため、NFTの保護は「Ledgerにとって目新しいことではない」と、コインテレグラフに語っている。
「現在、ほとんどのNFTはイーサリアムで利用できる。これらのNFTを保存するには、仮想通貨を保存するのと同じようにブロックチェーンアカウントが必要だ。NFTはただ単に新しいタイプのデジタル資産というだけだ」と、ロジャース氏は話している。
ビットコインのような仮想通貨を安全に保管するために設計されたハードウェアウォレットを手掛けるLedgerも、NFTブームに対応しようとしている。「NFTへの関心が高まるにつれ、Ledgere…
元ソース 詳細はこちら