ウェブ3.0の味方になるか?米FTC委員長にリナ・カーン氏

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2021-06-18 06:30:00
ウェブ3.0の味方になるか?米FTC委員長にリナ・カーン氏

バイデン政権は15日、連邦取引委員会(FTC)の委員長にリナ・カーン氏を指名した。カーン氏はコロンビア大学ロースクールの教授で32歳。FTCのトップとしては歴代最年少となる。カーン氏は、アマゾンなどのビッグテックによる独占に批判的であることで知られている。

ブロックチェーン支持者たちは、規制や規制当局に対して反射的に抵抗する傾向があるが、カーン氏が大企業による独占を懸念することを考えると、プライバシーといった大きな問題において、同氏はブロックチェーン支持者たちの味方となる可能性もある。

さらにカーン氏の反独占的姿勢は、分散型システムや「ウェブ3.0」を開発するものを含めた、新たなタイプのテック企業に対して、市場での大きなチャンスを生み出す可能性もある。

アメリカの反トラスト法を執行することは、FTCの業務の主軸だ。一方のカーン氏は、「独占」とは何かを再定義するのに一役買ったことで最もよく知られている。

オープン・マーケッツ・インスティチュート(Open Markets…

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