2021-06-20 11:00:30
分散型技術により可能になるWeb3.0
ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークの台頭によってこれからの時代が大きく変わっていく。そのような次世代の世界観を表す文脈で語られることの多い概念のひとつに「Web3.0」があります。
Web3.0とは、Web1.0およびWeb2.0に続く、ウェブサイトおよびインターネットの潮流、特徴および構造を表している概念です。「Web」とついていますが、必ずしもウェブの発展のみを指しているわけではなく、広義でインターネット全般の変遷を表しています。
Web1.0、2.0および3.0の定義については諸説あり、明確に規定されてはいません。大まかには、「ウェブの父」として知られるティム・バーナーズ=リーが、1989年にワールドワイドウェブ(WWW; World Wide Web)を発明して以降の初期インターネットがWeb1.0、GoogleやAmazon、FacebookなどのSNSに代表される、私たちが現在最も馴染みのあるインターネット構造がWeb2.0、そしてブロックチェーンおよび分散型台帳技術により可能になる、ユーザー主権かつ分散型のインターネット構造がWeb3.0と呼ばれています。
今回の記事ではインターネットの歴史を「Web1.0」から順に紐解きながら次世代インターネット空間を考える際に重要なキーワードとなる「Web3.0」について解説していきます。
Web1.0とは?ー初期インターネット
ワールドワイドウェブは、1989年にティム・バーナーズ=リーによって考案されました。彼は初期のウェブコミュニティを「分散型(Decentralisation)」、「無差別(Non-discrimination)」、「ボトムアップ設計(Bottom-up…
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