バイナンスがコンプラツール導入開始 FATFの「トラベル・ルール」遵守体制を強化へ

仮想通貨



2021-07-01 19:57:38

バイナンス、AMLコンプラツール利用へ

大手仮想通貨取引所バイナンスは30日、ブロックチェーン分析企業CipherTraceの提供するAMLツールの配備を開始した。金融活動作業部会(FATF)の提唱するトラベル・ルールへのコンプライアンス体制を強化する。

CipherTraceはブロックチェーン分析企業。3月に資金洗浄対策(AML)やFATFのトラベル・ルールへの遵守を促すツール「Traveler」を発表しており、今回大手のVASP(取引所などの仮想通貨サービス・プロバイダー)としてはバイナンスが初めて導入することとなった。

トラベル・ルールとは

資金洗浄等防止のため国際的な電信送金に関するルールで、仮想通貨サービスプロバイダー(VASP)には取引の際、送金者と受取人の情報を収集・交換し、その情報の正確性を保証することも求められる。

対象となるVASP間の仮想通貨送金で、国際的なKYCルールが適用されることになる。

▶️仮想通貨用語集

Travelerは仮想通貨取引所やカストディ事業、OTC取引デスク、銀行など金融機関の規制を促すもの。特に、米財務省のFinCEN(金融犯罪取締ネットワーク)とFATFのトラベル・ルールへの遵守を可能にする。

具体的には、バイナンス上の悪質ユーザーを検出し、プラットフォームの利用を停止することができ、以下の機能を持つ。

仮想通貨取引のアドレスをスキャンすることでVASP間の送受信を特定
VASP間での承認を提供
センシティブな取引の承認はトラベル・ルール遵守する機関とのみ共有
新たなVASPのオンボーディング・承認の自動化

バイナンスの最高コンプライアンス責任者(CCO)であるSamuel…



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