2021-07-05 12:14:21
ビットコイン相場と金融マーケット
週明け5日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン価格は、前日比-0.44%の34,500ドル(382万円)と前週末より回復した。
先週金曜日に発表された6月の米雇用統計が、市場予想を大幅に上回って着地。米ダウ平均株価は5月7日以来約2ヶ月ぶりに最高値を更新した。先のFOMC後のような市場関係者のネガティブサプライズによる動揺は見られず、投資家心理が改善した。
BTCは36,000ドルの上値抵抗線を抜けられず。7時以降に1500ドルほど下落するなど、足場の脆さも確認された。29,000〜42,000ドルのレンジを上下どちらかにブレイクするまで、トレンドレスな値動きが続く公算は高いか。
カナダで承認されたビットコインETFの需要が増加しており、機関投資家は引き続き強気姿勢を示している。
カナダ人 #Bitcoin ETFは過去2週間で保有を増やしています。
需要はまだここにあります。 pic.twitter.com/QKbLnyHzFA
-Lex Moskovski(@mskvsk) 2021年7月3日
難易度調整と影響
日本時間2021年7月3日15時34分に実行されたビットコインの難易度(ディフィカルティ)調整は、-27.94%の大幅易化で完了した。
金融市場が暴落した20年3月のコロナ・ショック直後で-15.95%、ビットコインキャッシュの敵対的ハードフォークに伴うハッシュ戦争で相場が大混乱に陥った18年12月でも-15.1%だった。過去ワースト1位は、11年10月に調整した-18.03%。
今回の平均ブロック生成時間は「13分53秒」と、難易度のリターゲティング基準を遥かに上回る水準に達していた。20年11月に記録した過去ワースト2位(-16.05%)の平均ブロック生成時間は「11分55秒」だったことからも、記録的な遅延と言って良いだろう。
中国の 。 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース