2021-07-06 11:20:10
CoinShares最新レポート
英暗号資産(仮想通貨)投資企業CoinSharesは5日、デジタルアセット関連の金融商品に関する週間レポートを公開。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などを筆頭に、全ての仮想通貨投資商品で5週間ぶりの資金流入を記録した。
また、(統計している)投資商品の仮想通貨銘柄の全般で資金流入(Inflow)を記録するのも9週間ぶりだった。これを受け、CoinSharesのJames Butterfill投資ストラテジストは「投資家のセンチメントが変わり始めている」と分析している。
銘柄別では、ビットコインが最大の3,900万ドル(43億円)相当の資金流入を記録、イーサリアムが1,800万ドル(20億円)と続いた。
また、アルト銘柄ではポルカドット(DOT)が210万ドル(2.3億円)、XRP(リップル)も120万ドル(1.3億円)、そしてカルダノ(ADA)も70万ドル(7700万円)の流入を記録した。
一方、前回のレポートでは600万ドル(6.6億円)の流入を記録した複数銘柄を含むマルチアセット系の投資商品のInflowは90万ドル(1億円)まで縮小した。分散化に対する関心が前週に比べて低下していることが伺えるとButterfill氏は指摘している。
企業別の流入額
投資商品プロバイダー別の流入を見ると、カナダでビットコインETFを提供するPurposeが最大の2,910万ドル(32億円)相当の流入、欧州の仮想通貨投資企業ETC Issuanceも2,250万ドル(25億円)を記録した。
カナダのPurpose Bitcoin ETFの需要は21年2月のローンチ以来、順調に増加しており、相場が下落気味に転じた5月下旬以降も保有額を続伸させている。
特に直近2週間はペースが高まっていると著名アナリストのLex Moskovski氏は指摘していた。
カナダ人 #Bitcoin ETFには…
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