更にレンジが狭まったビットコイン、今後の材料は?【仮想通貨相場】
2021-07-08 09:03:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
さらにレンジが狭まる
昨日のBTC相場はもみ合い推移。33,000ドル(約365万円)台半ばでサポートされ、35,000ドル(約390万円)台で跳ね返され、前日より若干レンジを狭めている。BTCは中国人民銀行の北京市内の暗号資産関連企業の摘発報道やBinanceのユーロ建て入金を停止、更に連休明けの米株が下げなどもあり35,000ドルから33,000ドル台に下落したが、FT紙が英ヘッジファンド、マーシャル・ウェイスの暗号資産参入計画を報じ、ハッシュレートも100EH/sを回復する中、34,000ドル近辺に値を戻した。ロンドンアップデートの具体的日程が提案されたETHの上昇も下支えとなったか。しかし、アジア時間の午後に入り回復基調にあったハッシュレートが下落に転じると35,000ドルを前に上値が重くなった。海外時間に入ると35,000ドルにワンタッチするも反落、しかし34,000ドル台では底堅く推移、結局、三角持ち合いでレンジが狭まる中、上値は重いが、下値も固い展開が続いている。
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