Algorandのコミュニティ投票が可決、分散化に向けた動きが本格化

仮想通貨



2021-07-27 15:00:52

ガバナンスプログラム始動へ

アルゴランド財団は7月7日、アルゴランド・ネットワークの分散化に向けて実施されていた、コミュニティによるガバナンスの是非を問う投票結果が可決となったことを報告している。

DeFi(分散型金融)とアルゴランド財団のロードマップにおいて重要視されていたマイルストーンのひとつ、コミュニティによる「ガバナンスブログラム」が、予定通り2021年10月1日から正式に開始される運びとなった。

これにより、アルゴランドが発行するネイティブトークン、ALGOの約3分の1にあたる32億ALGO(4,300億円相当)分の管理・決定権が、アルゴランド財団からコミュニティへと譲渡されることが決定した。

関連:アルゴランドが分散化へ、コミュニティへトークン管理権の譲渡を提案

ガバナンス

ある集団の経営・運営を管理監督するプロセスや仕組みのこと

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これまでの経緯

今回の可決に至るまでの経緯としては、まず21年4月、コミュニティにトークン管理権を委譲するための「Decentralizing Algorand Governance(アルゴランドのガバナンス分散化)」と題された提案が提出されたことが発端だ。

この提案は、アルゴランド財団創設者のSilvio Micali氏によるオリジナルの提案と、「Algorand Governance Forum」、Discordの「Algorand Governance…



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