機関投資家のイーサリアム需要増加、フィデリティやNYDIGもサービス提供を検討中

仮想通貨



2021-08-12 14:15:51

機関投資家のイーサリアム需要増える

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の高まる人気を裏付けるかのごとく、機関投資家からも時価総額2位の主要銘柄に対する需要が増えていることがわかった。企業向けに仮想通貨関連サービスを提供する米金融大手フィデリティ社やNYDIG社もイーサリアム関連商品の提供を検討していると関係筋の話で明らかになった。

いいえ

CoinPost提携メディアのThe Blockの信頼する関係筋によれば、機関投資家向けにカストディなど各種サービスを提供するNYDIG社は密かにイーサリアムのカストディ提供を開始したという。また、大手ヘッジファンドからイーサリアム関連のサービス開始を求めるアプローチも受けていると説明したという。

NYDIGとは

2017年設立の仮想通貨投資企業。大手ヘッジファンドStone Ridge Asset Managementの傘下で、ビットコインのカストディや投資商品を提供している。

▶️仮想通貨用語集

NYDIGはこれまで、ビットコインを中心としたサービス展開を行ってきたことから、イーサリアム商品の提供を検討することは需要の高さが示唆されている。

同社は4,400億円に及ぶ仮想通貨資産を運用。最近ではデジタルペイメントプロバイダー米Allied Payment Networkやエンタープライズ決済大手NCRと提携し、仮想通貨取引サービス・システムを提供する事業を進めながら、ビットコインETFの申請も行っている。

フィデルティ

また、大手資産運用企業フィデリティ社の仮想通貨部門であるFDA(Fidelity Digital…



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