米国政府を攻撃するハッカーに最大10億円超の懸賞金 仮想通貨払いも可能に

仮想通貨



2021-08-16 10:45:12

情報提供者に10億円超の報奨金

米国務省は7月より、米国政府を攻撃するハッカーについての情報を提供した者に、暗号資産(仮想通貨)などで最大1,000万ドル(約11億円)の報奨金を与えるプログラムを開始した。

7月31日から8月5日にかけて開催された、サイバーセキュリティの専門家が集まる会議「Black Hat」の席でも、プログラムについての宣伝が行われた。

最大1,000万ドルの報酬!

外国の悪意のある情報について #サイバー 米国の重要なインフラストラクチャを対象とした運用。

これらの違法行為に関する情報をTor経由で送信してください。 https://t.co/WvkI416g4W

あなたは報酬の資格があるかもしれません。 ⚖💰 pic.twitter.com/BjftNvC5bc

—正義への報酬(@RFJ_USA) 2021年7月15日

米国ではテロ行為の阻止につながった情報の提供者に懸賞金を支給する「正義への報酬」(RFJ)プログラムが存在する。このプログラムの一環として、インターネットユーザーが、ダークウェブ上の安全なポータルサイトを通じて、機密情報を米国政府に提供できるようになった。

ダークウェブ

検索エンジンに登録されず、一般的なブラウザではアクセスできないウェブサイト。不正なサイトばかりではないものの、匿名性が高く、違法取引が行われることが多い。

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