分散型ID(DID)とは 主な仕組みとメリットを解説【後編】

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2021-08-24 18:00:14

分散型IDとは(後編)

前回の記事では、私たちはDIDの様々なユースケースを提示しました。本記事では、DIDが問題を解決する仕組みについて技術的な解説を行っていきます。

また、続いて、DIDがどのようにして、インターネットの巨人に対して対抗する存在になり得るのかを説明していきます。

関連:DID(分散型ID)とは 将来的なユースケースを解説【前編】|XSLラボ寄稿

(本記事はXSL LabsのDIDに関する記事のPart2・3を基にしているため、前半部分については前編と重複する内容があります)

今回は、DIDに使われている、暗号署名や公開鍵暗号、証明可能な証明(Verifiable Credentials)などについて紹介していきます。

DIDは統一資源識別子(URI)の特殊なタイプであり、各ユーザーに一連の文字から構成される匿名IDを割り当てることが出来ます。SYLメソッドを使用すると次のようになります。「did:syl:6fb56ca533abb42」。この識別子は証明の発行者が主張する内容にリンクされ、ユーザーのウォレットIDまたはIPFSの分散型サーバーに格納されます。

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分散型ID(DID)とは 主な仕組みとメリットを解説【後編】

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