イーサリアムクライアントでバグ、ネットワークノードの半分以上に影響
2021-08-28 05:03:57
イーサリアムクライアントである「Geth」の古いバージョンのバグがイーサリアムネットワークのノードの半分以上に影響を及ぼした。これにより影響を受けたノードがメインネットワークから分離してしまう懸念がある。
イーサリアムのソフトウェア開発者であるモーリス・ヴァン・デル・ヴァーデン氏によると、未知の個人もしくはグループが、イーサリアムクライアントの1つであるGethの旧バージョンに影響を与える脆弱性を悪用した。同氏によると、v1.10.7以前のソフトウェアを実行しているGethクライアントとイーサリアムノードは、ネットワークから分離されるリスクがある。「バリデーターを実行するユーザーは、早急にノードをアップデートする必要がある」と同氏は指摘している。
A chain split has occurred on the Ethereum mainnet. The issue was resolved in the v1.10.8 release announced previously. Please update your nodes, if you haven’t already!— Go Ethereum (@go_ethereum) August 27, 2021
バイナンス・スマートチェーンのツイッターアカウントなどは、過去のバージョンの脆弱性のため、Gethクライアントを最新バージョンにアップデートするように警告していた。イーサリアム仮想マシン(EVM)互換のチェーンもリスクにされられている可能性がある。
Ethernodes.orgのデータによると、イーサリアムノードの74.6%がGethを実行しており、現在v1.10.8を長文の場合は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
元ソース
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