エルサルバドル、ビットコイン法の施行に向けて市民へ意識調査

仮想通貨



2021-09-04 10:15:53

エルサルバドルの大学が意識調査を実施

エルサルバドルの、ホセ・シメオン・カーニャス中米大学(UCA)は8月中旬、ビットコイン(BTC)の法定通貨化に関する意識調査を実施。ビットコインに対して批判的な市民が多いことを示した。

この調査は「ビットコインと国の社会経済状況に関する国民の意見」をテーマとしており、8月13日から20日にかけて、1,281人を対象として実施されたものである。

回答したエルサルバドル人の約70%が、ビットコイン法を廃止すべきだと考えていたという。

エルサルバドルのビットコイン法とは

米ドルと並行する形で、ビットコインを法定通貨として認め、市民がビットコインを全ての決済シーンで利用できることを定めている。エルサルバドルのブケレ大統領が推進した法案で、2021年6月9日に議会によって可決された。ビットコインが国の法定通貨として正式に認められる初の事例となった。

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また、回答者の約80%が、ビットコイン用の電子ウォレット「Chivo」をダウンロードして使うことに、ほとんど興味がないと回答している。

エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領によると、「Chivo」のアプリはビットコイン法が施行される9月7日より、ダウンロードできるようになるという。ウォレットを使うか使わないかは任意だが、ダウンロードした人は、最初に30ドル(約3,300円)相当のビットコインを受け取ることができる。

また、200台のChivo ATMがあり、手数料なしでお金を引き出すことができ、購入することができます。 #Bitcoin あなたのための @chivowallet または、ドルをリロードして、電子財布にドルとして保管します。

現金および手数料なしで送金を引き出すこともできます。 pic.twitter.com/7yYI72sMpF

-ナジブ・ブケレ🇸🇻(@nayibbukele) 2021年8月31日
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