2021-09-21 10:00:13
イーサリアムのL2技術をアップグレード
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のレイヤー2ソリューションを開発する「Optimism」は、「Optimistic Ethereum」のアップグレードを発表した。
Optimistic Ethereumを利用する際、スマートコントラクトのデプロイ(展開)をワンクリックで行えるようにしたという。開発のコストや作業負担、リスクを軽減することが目的で、この機能は10月にローンチする予定だと説明。これは開発の開始以降、最も重要なアップグレードだとした。
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—楽観主義(@optimismPBC) 2021年9月17日
Optimistic Ethereumは、イーサリアムのスケーリングソリューションの1つ。スケーリング技術「Optimistic Rollup」を利用してセカンドレイヤーソリューションを開発するOptimismが、7月に正式にメインネットローンチした。手数料のガス代を下げ、処理スピードを向上させるために、DeFi(分散型金融)プロジェクトによる利用も始まっている。
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今回の発表では、イーサリアムのインフラを構築する作業は時間がかかるものだと説明。コストもかかり、コードを1行を書くごとに脆弱性が潜む可能性が高まると述べている。そのため、Optimismは、「最も少ないコードでイーサリアムの処理能力を向上させることはできないか」とずっと問い続けてきたという。
これまでの開発の経験を活用し、今回2万5,000行のコードなどを削除して軽量化に成功。イーサリアムのブロックチェーン上で稼働させることができるツールは全て、Optimistic Ethereumで同様に稼働させることができると説明している。現在は、イーサリアムのクライアント「Go…
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