元ソース<米コインベース、暗号資産規制案を提案
2021-09-22 17:00:45
米暗号資産取引サービス大手のコインベース(Coinbase)は政府関係者に暗号資産の規制案を提案しようとしている。
規制に詳しい関係者によると、コインベースは数日中に提案内容を公表する予定という。提案の詳細はまだ明らかにされていないが、同社は米国内で証券と見なされるべきものと、そうではないものの定義を提案するようだ。
CoinDeskはコインベースに取材を試みたが、広報担当者はコメントを控えた。
コインベースは最近、米証券取引委員会(SEC)の指摘を受けて、予定していた暗号資産レンディングサービス「Lend」の提供中止を発表した。
今月はじめ、コインベース最高法務責任者のポール・グレワル(Paul Grewal)氏とCEOのブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏は、SECが同社にWells Notice(ウェルズ通知)を送ってきたことを明らかにした。通知の内容は、同社が計画中のサービス「Lend」を開始した場合、SECは同社を提訴するというものだったという。
コインベースはウェルズ通知の詳細を公表していないが、法律の専門家は、SECはLendをSECの管轄下にある証券と見なしているのではないかとCoinDeskにコメントした。
先例を作る
コインベースは少なくとも米国内では、暗号資産の上場や取引所の提供サービスについて、標準化のためのフレームワークやツールの構築に取り組んできた歴史がある。
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