バイデン政権、仮想通貨懐疑派を通貨監督庁(OCC)長官に指名の意向か=報道

仮想通貨



2021-09-23 13:19:33

Omarova教授を指名の意向か

米政府の通貨監督庁(OCC)長官指名プロセスに詳しい3人の関係者は、バイデン政権が、コーネル大学のSaule Omarova教授を、次期OCC長官に指名する意向だと話した。23日にブルームバーグが報道した。Omarova氏は、過去に暗号資産(仮想通貨)について批判的なコメントをしている人物だ。

Omarova氏はカザフスタン出身で、Davis Polk & Wardwell法律事務所で銀行業務を担当した後、ジョージ・W・ブッシュ大統領の政権で、財務省の特別顧問を務めていた。コーネル大学のロースクールで銀行法を教えている。

Omarova氏は学術論文の中で、金融システムの構造を再構築することの一環として、中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるデジタル・ドルを支持している。一方で、仮想通貨については懐疑的な意見を披露してきた。

OCC(米通貨監督庁)とは

米財務省に所属する独立機関の一つ。米国で連邦法によりライセンスを受けて営業する国法銀行などを監督している。

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