仮想通貨取引所FTX、本社を香港からバハマに移転

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2021-09-25 07:40:38

仮想通貨取引所FTXが本社を移転

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは、本社を正式に香港からバハマに移転することが分かった。

同社のサム・バンクマン・フリード最高経営責任者(CEO)は今回の移転について、「バハマは、仮想通貨に対して包括的な規制の枠組みを設けている数少ない国。現在はコロナ禍から回復してきており、入国時の隔離がなく、安全な場所でもある」と説明している。

1)私たちはセットアップすることに本当に興奮しています @FTX_Officialバハマの本社!

a)バハマは、暗号の包括的なフレームワークを設定する数少ない場所の1つです。 FTXが登録されています

b)バハマは、COVIDから活気があり、安全で、検疫なしで出現しました。

— SBF(@SBF_FTX) 2021年9月24日

FTXについては20日、バハマにある子会社「FTX Digital Markets」がデジタル資産企業として、規制当局からライセンスを取得したというプレスリリースが発表された。その際、バハマに本社を移転することを示唆している。

現時点ではまだ、本社移転に関する正式な発表を行われていないようだが、サムCEOのツイート以外にも複数の海外メディアが本内容を報じた。

『Blockworks』は、メールでサムCEOからのコメントを入手。サムCEOはバハマを移転先に決めた最大の理由の1つを「規制機関が仮想通貨に対し、前向きな考えを持っているからだ」と説明したという。

一方、香港は仮想通貨取引を禁止しているわけではないが、5月には、個人投資家の取引を禁止する法案を検討する予定があると報じられた。800万香港ドル(約1億円)以上のポートフォリオ資産を持つ適格投資家のみが、仮想通貨取引所を利用できるようにする方針であることが明らかになっている。

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