2021-10-01 15:38:11
プラハ貴族、NFT領域に参入
欧州の貴族であるロプコヴィッツ家がNFT(非代替性トークン)の販売を通じて、伝統アートの維持を試みていることがわかった。
ロプコヴィッツ家は、現代のチェコ共和国およびオーストリアとなったボヘミア王国の貴族とされる。700年近い歴史を誇り、長きに渡り数々の芸術作品を収集してきた。
著名作曲家のモーツァルトやベートーベンが直筆した原稿をはじめ、著名画家ピーテル・ブリューゲルなど数多くの貴重な作品を保有しており、第二次世界大戦下には、ナチス軍に城や貴重なアートコレクションを没収された経歴を持つ。
今回、ロプコヴィッツ家がNFT事業に参入するきっかけを作ったのは、デジタルメディア・イノベーション・ディレクターの肩書きを持つ長男のウィリアム氏とされる。
ウィリアム氏は、ハーバード大在学中に暗号資産(仮想通貨)投資を開始し、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、カルダノ(ADA)を購入した。
最近ではNFTにも関心を示し、アートを次世代に継承していく手段の一つとして白羽の矢を立てた。今後については、主に3つの方針を示している。
NFTカンファレンスを開催(10月16日)
NFT展示会も開催(10月11日から15日)
アートの復旧作業に貢献するNFT販売へ
ロプコヴィッツ家は10月16日、チェコ共和国の首都プラハで、NFT(Non-Fungible Castle)というイベントを開催する。著名仮想通貨ジャーナリストのLaura…
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