元ソース<ビットコイン長期保有者、利益確定を開始【市場動向】
2021-10-27 12:00:55
ビットコインは26日、極端な強気センチメントが収まりつつあるように見えるなか、狭いレンジでの値動きとなった。当記事執筆時点では、6万2000ドル付近、24時間でほぼ横ばいとなっている(日本時間27日11時点では、もう一段下落が進み、6万600ドル付近となっている)。
ビットコインのFear & Greed Indexは、7カ月以上ぶりの高水準から下落し始めており、この1カ月間でビットコインが約45%上昇したことをうけ、買い手が利益確定をし始めていることを示している。
現状、テクニカル指標は限定的な下落の可能性を示している。
最新価格
●ビットコイン (BTC):6万2020.52ドル、−1.29%
●イーサリアム(ETH):4224.98ドル、+0.65%
●S&P500:4574.79ドル、+0.18%
●ゴールド:1793.80ドル、−0.79%
●10年物米国債:1.62%で
わずかな利益確定
ブロックチェーンのデータを見ると、ビットコインの長期保有者が利益確定を始めていることがわかる。
長期保有者の利益確定は、強気相場の最終段階に見られる極端なレベルと比較すると控え目なようだとグラスノード(Glassnode)はブログに書いている。
下図を見ると、ビットコインが下落した9月中旬頃にビットコインが大幅に買い集められている。グラスノードによると、わずかな利益確定ではあるが、長期保有者の現在の行動は、強気相場の初期段階と一致しているという。
ビットコイン長期保有者、利益確定を開始【市場動向】