グレイスケールの世界最大のビットコインファンド、来年7月以降にETF化か
2021-10-30 06:00:00
グレースケールの幹部の1人は、2022年7月にビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)が登場する可能性があると語った。
10月27日にMarketWatchが主催したイベントで、グレイスケールのETFグローバルヘッドを務めるデビッド・ラヴァレー氏が、米国の規制当局による承認のために9ヶ月のタイムラインが必要という考えを示した。
グレイスケール: 今こそETFを申請する時
世界最大のビットコイン投資商品であるグレイスケール・ビットコイントラスト(GBTC)を運営するグレイスケールは今月、ETFに転換する計画を明らかにしていた。
ラヴァレー氏は、申請するならば今週は理想的なタイミングだったと語っている。「私たちは、申請書類を提出するには最適な時期だと考えた」と述べている。
「今回ビットコイン先物商品はSECへの手から離れたが、次はスポットベースの商品の申請を検討していくことになるだろう」と、付け加えた。
申請されたETFは、SECによる240日間にわたる長い審査期間を経ることになる。そのためETFが登場するのは来年7月以降ということになりそうだ。
今年10月にはビットコインETFが登場して、市場から注目を集めた。これらはすべてスポットではなく先物ベースとなっており、グレースケールなどは変更を望んでいる。
GBTCは28日時点で388億ドルの運用資産(AUM)を保有している。グレースケールのすべてのファンドの合計は531億ドルになる。
GBTC holdings vs. BTC/USD chart. Source:…
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