元ソース<ビットコインETFに対してSEC委員長は投資家保護に関して懸念
2021-11-01 12:37:25
ビットコイン(BTC)の先物ETF(上場投資信託)がニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場されて以来、暗号資産(仮想通貨)市場は一段と活気づいています。その一方で、米証券取引所(SEC)のゲーリー・ゲンスラー(Gary Gensler)委員長は、仮想通貨取引の投資家保護の立場から市場の動向に楽観的ではなく、規制上何らかの保護措置が必要であると確信しています。
「ETFには不正行為などに対処する保護措置がない」
ゲンスラー委員長は最近のインタビューで、投資家は株式あるいは債券市場で本来あるべき保護を受けていないとの自説を強調、「市場は(米国西部の開拓時代のような)ワイルド・ウェスト状態である。これら市場は、詐欺、(価格)操作、不正行為などに対する保護措置がない」とコメントしました。
多くの投資家は、未来技術に依拠する新しいETFに大いに期待しています。しかしアナリストやトレーダーの多くは、ETFは物理的な現物ビットコインそのものより粗悪な商品であると考えています。ゲンスラー氏はさらに、SECが先物は商品先物取引委員会(CFTC)によって監督、規制されていると考える場合、すべてそのような商品を阻止するために実施されるとは言え、近年SECはETFに対する法的権限を余り持っていないようだとコメントしています。
ビットコイン現物ETFの承認は当面ないとの観測
資産管理会社ヴァルキリー・ファンド(Valkylie Fund)の最高経営責任者(CEO)であるリア・ウォルド(Leah…
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