ビットコイン調整継続、メタバース関連銘柄など乱高下

仮想通貨



2021-11-01 12:30:08

仮想通貨相場の動向

月が明け、1日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン価格は、前日比-2.4%の689万円(60,440ドル)に。

BTC価格は、米SEC(証券取引委員会)による「ビットコイン先物ETF(上場投資信託)」の初認可を受け、10月20日に過去最高値を約半年ぶりに更新したが、その後は調整局面に移行。揉み合っている。

9月の調整局面では、高値53,000ドルから安値39,600ドルまで-25%ほどの調整を約3週間かけてこなしたが、今回に当てはめた場合は約5万ドル水準が相当する。2021年の強気相場比較では、1月の調整局面では約-30%、2月は約-25%、3月は約-18%といずれも20〜30%程度ほどの調整を経て高値を更新した。

今回は調整入り後2週間ほど経過しており、最大下落率-14%程度であるため、下値余地について一つの目安にはなり得るか。今後本格的なブル相場の再来が期待される一方、ただの調整安に留まらず、2018年のような長期下落トレンドへと転換する悲観シナリオも併せて考慮しておきたい。

BTC / USDデイリーフットボール

メタバース銘柄に強い関心

暗号資産(仮想通貨)市場では先週末にかけて、メタバース関連銘柄に投資家の買いが集まった。

旧:米フェイスブックが10月28日、メタバース(仮想空間)事業に注力する計画に合わせて社名を「Meta」に変更すると発表したことで、セクター全体が動意付いた。

暗号資産(仮想通貨)市場では、ディセントラランド(MANA)は前日比-20.5%、ザ・サンドボックス(SAND)は前日比-17.3%となるも、前週比ではそれぞれ+245%の2.73ドル、+118%の1.72ドルの最高値を記録した。

10月28日時点のMANA価格は0.8ドルだったが、一時4.9ドルを付けるなどおよそ6倍まで急騰している。



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