元ソース<ビットコインとイーサ市場の成熟度、オプション取引に見るその速さ【オピニオン】
2021-11-09 06:00:00
アメリカのテレビの歴史で象徴的なシーンがある。ジャン・ブレイディは両親に、姉ばかりが注目を受けていると文句を言う。「マーシャ、マーシャ、マーシャって…。いつもマーシャの影で目立たないのはうんざり」と、1971年放送の『ゆかいなブレディー家』の1シーンで、ブレイディは愚痴を洩らす。
イーサ(ETH)がビットコイン(BTC)について、同じように不満を漏らすのが聞こえるようだ。
イーサは年初以来、約500%値上がりしたのに対し、ビットコインはわずか2倍。それなのに、ある国で法定通貨になったり、複数の先物ETF(上場投資信託)が登場したのはビットコインだ。
同じ暗号資産のトップティアに属しているのは確かだが、ビットコインをイーサと比べるのは、暗号資産を少しでも理解した人にとっては、りんごをオレンジと比べるようなものだ。
デリバティブ市場も、少なくともそれとなく、その違いについて同意しているようだ。スポット取引高と比較したオプション取引高におけるビットコインとイーサの違いに、それが表れている。
この点がなぜ重要かと言うと、スポット取引高と比べたオプション取引高の割合がより大きいと言うことは、成熟した市場のサインであり、価格発見に役立つ可能性があるからだ。
もちろんイーサもビットコインも、ここ1年でスポット及びオプション市場で驚くほどの成長を遂げている。
BTC(黄)とETH(黒)のスポット取引高
出典:Skew,…
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