元ソース<米サークル、シンガポールに拠点──グローバル展開の一環
2021-11-10 16:45:56
米サークル(Circle)は、グローバル展開の一環としてシンガポールに拠点を設置する。
「24時間動き続けるグローバルなインターネット・ファイナンス事業にとって、シンガポールは欠かせない。シンガポール金融監督局(MAS)は、我々がビジネスを拡大し、シンガポール市場への投資を検討する際にあたり、類まれな規制上のパートナーだった」と同社チーフ・ストラテジー・オフィサー兼グローバルヘッド・オブ・ポリシーのダンテ・ディスパルテ(Dante Disparte)氏はプレスリリースで述べた。
同社はシンガポール拠点を率いるリーダー層を雇用し、ライセンスや認可を取得していく。また米ドル連動型ステーブルコイン「USDコイン(USDC)」を発行する同社は、MASの規制のもと、シンガポール市場でステーブルコインのイノベーションをテストするためのパートナーを探している。
サークルは今年7月、特別買収目的会社(SPAC)のConcord Acquisitionとの合併を通じてニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場すると発表。合併後の時価総額は45億ドル、年内に完了する予定だ。
9日には、初期段階のブロックチェーン・プロジェクトへの投資を目的としたサークル・ベンチャーズ・ファンドを立ち上げた。
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