米コインベース3Q決算、業績は全般的に低下

仮想通貨



2021-11-10 10:44:37

コインベースの第3四半期の業績

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは9日、2021年3Qの投資家向けレターを発行、決算報告を行った。第3四半期(7~9月)の収益は、仮想通貨市場の冷え込みを反映しており、取引量、収益、月間取引ユーザー数のすべてが減少したという。

なおコインベースは、第4四半期(10~12月)に関しては、回復が見込まれるのではないかと予測している。

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発表によると、3Qの純収益は12億3,500万ドル(約1,390億円)で、第2四半期の20億3,300万ドル(約2,300億円)から減少。調整後のEBITDAは、第2四半期の11億5,000万ドル(約1,300億円)に対し、6億1,800万ドル(約700億円)となった。

EBITDAとは

利子・税の支払い前、減価償却費控除前の利益のこと。英語でEarnings before Interest, Taxes, Depreciation and Amortizationの略。国ごとに異なる会計基準の影響を軽減して、グローバル企業の収益力を測定しようとする指標である。

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また、取引所の仮想通貨取引高は、4,620億ドル(約52兆円)から3,270億ドル(約37兆円)に低下。その大部分(72%)は機関投資家向けの取引だった。

アルトコインの取引量や取引収益に占める割合は上昇している。

取引量の19%がビットコイン(BTC)、22%がイーサリアム(ETH)で、その他の仮想通貨は59%を占めていた。第3四半期末の時点で、コインベースは、取引用に103銘柄、カストディ用に158銘柄をサポートしている。

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