指紋認証の危険な落とし穴:クラーケン・ラボが検証

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2021-11-19 17:00:00
指紋認証の危険な落とし穴:クラーケン・ラボが検証

指紋認証は、パスワードやPINコード入力より簡単な本人確認方法で、今では多くのデバイスで利用されている。しかし、その便利さとは裏腹に、大きなリスクが伴うことを知っているだろうか。

暗号資産(仮想通貨)取引サービスで米国大手のクラーケン(Kraken)は、独自のセキュリティ研究チーム「クラーケン・セキュリティ・ラボ」を通じて、さまざまな研究を行っている。ラボは今回、指紋認証に伴うリスクを検証し、レポートにまとめた。

指紋が盗まれる

人の記憶に管理される一般的なパスワードとは異なり、人の指紋は、タクシーのドアや、図書館の机、iPhoneのスクリーン、ワイングラスなど多くのモノに残されている。

指紋認証を悪用する上で、人の指紋を直接入手する必要はなく、ユーザーが触ったモノの写真さえあれば十分だと、同レポートは指摘する。

(画像:クラーケン・セキュリティ・ラボのレポートより)ノートブックパソコンの画面に指紋が付着したこの写真をもとに、フォトショップを利用すれば、まともなネガを作ることができるという。

(画像:クラーケン・セキュリティ・ラボのレポートより)上の画像は、PCのスクリーンに付着した指紋が写る画像から作った、指紋のネガティブだ。

指紋認証の危険な落とし穴:クラーケン・ラボが検証

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