米Citiグループ、機関投資家向けのデジタル資産戦略へ本腰か

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2021-11-23 09:50:06

機関投資家向けデジタル資産チーム創設へ

米金融大手Citiグループは12月1日より、機関投資家担当部門(ICG)にデジタル資産責任者を任命し、デジタル資産チームを立ち上げる計画だ。また、デジタル資産取り扱い能力を強化するため、同部門に、最大100人を追加で配属する意向だという。Blockworksなどが報じた。

ICGの事業開発責任者であるEmily Turner氏が同僚に送ったメモには、Puneet Singhvi氏が同部門のデジタル資産責任者になる旨が書かれていた。

Singhvi氏は、これまでグローバル市場部門のブロックチェーン・デジタル資産部門の責任者として、ブロックチェーンとデジタル資産の分野におけるCitiの取り組みを主導していた人物である。

Singhvi氏は、機関投資家向けのデジタル資産チームを立ち上げ、どのような製品を開発していくか探るという。このチームは、製品開発やプロジェクト管理を行うと同時に、顧客やスタートアップ企業、規制当局とも連携しつつ、新規顧客や投資先など、デジタル資産についての事業戦略を示していく見込みだ。

Turner氏は、ブロックチェーンやデジタル資産について「効率性、即時処理、資産の分割、プログマビリティ(プログラム可能性)、透明性」などの恩恵をもたらすもので、「私たちはその可能性を信じている」と述べている。また、次のように続けた。

機関投資家部門(ICG)のデジタル資産への取り組みは、ブロックチェーンへの取り組みの延長線上にある。新しいテクノロジーを研究し、パートナー企業と協力してソリューションを開発し、新機能を実現していくという当社の戦略とも一致するものだ

今回報道されたメモでは、「デジタル資産」の内容として、例えば



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