約220億円ハッキング、暗号資産取引所ビットマートが認める

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2021-12-06 09:25:12
約220億円ハッキング、暗号資産取引所ビットマートが認める

暗号資産(仮想通貨)取引所ビットマートがハッキングを受け、1億9600万ドル(約220億円)が流出した。

ハッキングを最初に伝えたのはセキュリティ分析会社ペックシールド(Peckshield)。4日夜(日本時間5日朝)、ハッキングらしき動きについてツイートした。当記事執筆時点では、すでにデータサイトのEtherscan上では、ビットマートから数千万ドル相当のイーサリアム(ETH)が「Bitmart Hacker」というアドレスに流失していることが示されている。

Interesting from @BitMartExchange …😳😳😳 🙏🙏🙏 https://t.co/dFrzSww0fs pic.twitter.com/GuDB7bt2eC— PeckShield Inc. (@peckshield) December 5, 2021

流出額は、イーサリアム・ブロックチェーン上のさまざまな暗号資産で1億ドル、バイナンス・スマート・チェーン(Binance Smart Chain)で9600万ドルとペックシールドは推定している。

ハッカーは、DeFi(DeFi)プロジェクトの1inchを使って、ハッキングした暗号資産をイーサリアム(ETH)に変え、別のアドレスを使ってミキシングサービス(監視や追跡の可能性からプライバシーを守るサービス)「Tornado Cash」に送り、追跡を困難にしている。

フェイクニュース?

ビットマートは当初、テレグラム(Telegram)の公式チャンネルで、暗号資産の移動は日常的な引き出しと主張し、ハッキングに関する報道を「フェイクニュース」と呼んだ。

しかし数時間後、ビットマートの最高経営責任者(CEO)、Sheldon…

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