メタ社のNoviデジタルウォレット、米国で一部導入開始

仮想通貨



2021-12-09 10:58:53

WhatsAppでNoviアクセス可能に

米メタ(旧フェイスブック)社の暗号資産(仮想通貨)ウォレット「Novi」は8日、同社傘下の大手メッセージアプリ「WhatsApp」上で実装されたことを発表した。米国ユーザーが対象となる。

これまでNoviプロジェクトを率いてきたDavid Marcus氏などが明らかにした。Marcus氏は過去にステーブルコインプロジェクトのディエム(リブラ)の共同設立者の一人でもある。

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正しい方向へのもう一つの小さな一歩。 本日、 @novi 財布 @WhatsApp 🇺🇸で。 個人的なレベルでは、これはこれまでで最高のチームからの最高の別れの贈り物です! pic.twitter.com/6jk4NO60wv

-デビッド・マーカス(@davidmarcus) 2021年12月8日

画像からすると、対応銘柄はPaxosが発行する米ドルステーブルコインUSDPのようだ。

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Marcus氏は今月1日にメタ社を年内で辞任する方針を表明したばかり。後任はNoviの製品担当責任者を務めてきたStephane Kasriel氏に決定している。

Kasriel氏によれば、米国内の限られたユーザーを対象に、WhatsApp内から手軽に送金できる機能の実装を開始。手数料無しでチャット内から送金が可能になるという。

Novi(ノヴィ)とは

米メタ(旧フェイスブック)社が手がける仮想通貨ウォレット。まずはステーブルコインのパックスドル(USDP)を対象に米国とグアテマラで一部ユーザーに手数料ゼロの送金サービスを提供しているる。(21年12月現在)

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