パナソニックがメタバース本格参入 ヘッドセットなど3機種発表
2022-01-04 13:35:00
パナソニックはメタバースに本格参入する。同社子会社のシフトールが3種類の専用端末を今夏までに発売する。複数の報道によると、同社は世界最大の家電IT見本市のCESが5日に開幕するのに先立ち、専用端末をメディアに公開した。
パナソニックはVR対応のヘッドセット「メガーヌエックス」やマイク、体感温度が状況に合わせて変化する冷温デバイス「ペブルフィール」など3種類の端末を今夏までに発売する。有機ELパネルを小型化した「マイクロ有機EL」を採用したメガーヌエックスは軽さを追求。重量は250グラムほど。10万円以下の価格になるという。
また、ペブルフィールは専用シャツと組み合わせることで体との接触部分が瞬時に冷却・加熱される。メタバース空間で寒さや暑さを体験することが可能になる。
また、自分の声を周りに聞こえにくくするマイクの「ミュートーク」は両手が塞がっている状態でもハンズフリーで会話でき、周りを気にせずにメタバース空間でコミュニケーションが取れる。
シフトールはこれまでに、メタバース用モーショントラッキングデバイス「HaritoraX」やLUMIXバーチャルデータ販売等を行ってきたが、VR製品を発売し、本格的にメタバースに参入する。
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