トレンド転換の条件は? 仮想通貨チャート分析:ビットコイン・イーサ・XRP(リップル)
2022-01-08 11:00:00
BTC / USDT
レンジ内での値動きをしていたビットコインは、1月5日に45,456ドルの強力なサポートを下抜け、下落方向で保ち合いが解消された。これは、供給が需要を上回っていることを示唆するものだ。
BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView1月6日に42,500ドルのサポートを防衛しようとする試みがあったが、売りが続いたことで、BTC価格は次のサポートである39,600ドルにまで接近した。この下落により、相対力指数(RSI)で形成されていたポジティブダイバージェンスは無効となった。
下降している移動平均線と売られ過ぎの領域にあるRSIは、弱気派が主導権を握っていることを示している。弱気派がBTCを39,600ドル以下に抑え込んだ場合、BTCは30,000ドルにまで急落する恐れがある。
逆に、価格が39,600ドルから反発した場合、強気派は再びBTCを20日間指数移動平均線(EMA)である46,811ドル以上に押し上げようとするだろう。そうなれば、下降トレンドが終わろうとしていることを示す最初のサインとなるだろう。
50日間の単純移動平均(SMA)である50,610を上回って終値を付けることができれば、強気トレンドが回復したことになるだろう。
ETH / USDT
イーサリアム(ETH)は1月5日に20日間EMA(3,756ドル)から下落し、12月4日の日中安値である3,503.68ドルを下回った。これは、弱気派が再び力を取り戻したことを示唆するものだ。
ETH /…
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