2022-01-16 07:00:44
米労働統計局は12日、最新の月間消費者物価指数(CPI)を発表した。マクロ経済の状態に関して言えば、データは見込みを裏切るようなものではなかった。
インフレ率は12月、総合CPIの指標で月間0.5%上昇と、11月の0.8%と比べると伸び率は低下。前月比での変化の主な要因は、12月におけるエネルギー価格の低下である。特に冬季の暖房に使われる燃料油の価格は、前月比で2.4%値下がりしていた。
誤解しないで欲しいのだが、12月の数字はそれでも異常なほど高いもので、それだけなら心配になるような数字だ。年間ベースで言えば、前年同月比のインフレ率は7%と、1982年以来最も高い年間インフレ率となった。
しかし、CPIの伸びが前月比で低下したことは、より正常な範囲へと向かっていることを意味していることを願いたい。「より正常」というのは、2022年のインフレ率が3〜4%になるということで、新型コロナウイルスのパンデミック以前には何年も維持、あるいはそれ以下となっていた、FRB(米連邦準備制度理事会)が設定した2%のインフレ目標のことではない。
今回発表された新しいCPIの数字は、ビットコイン(BTC)に顕著な影響を与えた。発表を受けて約1.6%値上がりし、その後小幅に値下がりしたのだ。一方、S&P…
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