米下院、仮想通貨マイニングの電力消費問題で公聴会

仮想通貨



2022-01-22 12:10:10

仮想通貨マイニングの電力消費を議論

米国下院エネルギー・商業委員会は20日、暗号資産(仮想通貨)マイニングについての公聴会を開催した。ビットコイン(BTC)などのマイニングが、エネルギー消費の状況に与える影響や、その解決策をテーマとするものだ。

公聴会には、仮想通貨マイニング企業BitfuryのCEO、データセンター事業を行うSoluna ComputingのCEO、関連分野の研究者など5人が招かれて証言を行った。

証言者からは、仮想通貨マイニングが大量に電力消費するという問題について、解決策としてエネルギーをそれほど必要としないブロックチェーンの活用や、自然エネルギーを推進できる可能性などが提案されている。

Diana Degette下院議員(民主党)は、公聴会の冒頭で、次のようにコメントした。

日常生活における仮想通貨の存在感は、今後も拡大する可能性が高い。関連業界が発展するにともなって、仮想通貨のネットワークにとっては、大量のエネルギー消費の必要性を減らし、環境への影響を最小限に抑える方法を見出すことが非常に重要になる。

証言内容

コーネル大学でブロックチェーン・仮想通貨などを研究しているAri Juels教授は、PoW(プルーフオブワーク)ではなく、PoS(ブルーフオブステーク)を採用することで、ブロックチェーンのエネルギー消費は大幅に低減できると指摘。

具体的には、ビットコインに次いで普及している



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