米Square、ビットコインとクリーンエネルギーの親和性を唱える調査レポート公開

仮想通貨



2021-04-23 16:31:52

ビットコインと再生可能エネルギー

米決済企業Square社の手がける「Bitcoin Clean Energy Initiative」は22日、ビットコイン(BTC)マイニング事業とクリーンエネルギーの親和性を解説する調査結果を発表した。

太陽光や風力発電で発生する余剰エネルギーで暗号資産(仮想通貨)の採掘を行うことにより、導入メリットが増えると提唱している。

Square社は、ツイッターの創設者であるジャック・ドーシー氏が設立した決済アプリを提供するIT企業だ。昨年末には2030年までに自社の二酸化炭素の排出量をゼロにする計画を打ち出していた。

またマイニングなど、「ビットコインのエコシステムの中で再生可能エネルギーを導入する企業のサポート」を行うために10億円以上の資金を投じ、「Bitcoin Clean Energy Investment Initiative」を立ち上げている。

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「ビットコイン・クリーンエネルギー・イニシアチブ」の発表では、ビットコイン市場とエネルギー市場の親和性が高いことから「今日のエネルギー資産家は明日のビットコインマイナーとなり得る」と説明。

再生可能エネルギーは環境への悪影響を抑制する手法で発生させる電力を指す。国連などが掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の一つとして「クリーンなエネルギー」が含まれる。

最近ではビットコインのマイニングに使用される年間の電力消費量がアルゼンチンを上回ることが懸念として挙げられており、マイニングの一大拠点である中国内での火力発電などが問題視されてきた。

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