2022-01-25 07:10:56
NFT購入にバグ利用か
ブロックチェーン分析企業Ellipticは24日、大手NFT(非代替性トークン)電子市場「OpenSea」でバグが悪用され、市場価格よりも大幅に安い値段でNFTが購入されている事例があることを報告した。
少なくとも3ユーザーがこのバグを利用し、12時間で最低8つのNFTを購入していることを確認。バグを利用した購入者はその後NFTを市場価格で売却済みで、全員で合計100万ドル超相当(約1.1億円)の利益を得ているという。
ハッカーがバグを悪用してOpenSeaNFTマーケットプレイスのユーザーから100万ドルのNFTを盗むので、私たちの報道に従ってくださいhttps://t.co/r1v8btf2bP
—エリプティカル(@elliptic) 2022年1月24日
NFTとは
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲーム内アイテムやアート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。
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Ellipticは現時点では、「今回の購入者は、新しい価格でNFTを再度販売するために掲載し直す機能を利用した」と分析。この機能は、前の販売をキャンセルせずに実行することが可能だ。以前の掲載分は、その時点の市場価格よりも大幅に安くなっていることが多く、こちらのNFTが残っていることで、購入に利用されたと述べている。そして、新たな情報が分かれば、また報告するとした。
今回のバグは数週間前に発見されていたようだが、現在まで大きな被害は確認されていなかった模様だ。
今回の購入事例
例えば、「jpegdegenlove」というユーザーは7つのNFTを合計13.3万ドル相当(約1,514万円)で購入。その後すぐに売却し、93.4万ドル相当(約1億円)の利益を暗号資産(仮想通貨) 。 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース 続き・詳細はこちら NFT電子市場「OpenSea」、バグの不正利用発生か=Elliptic