FOMC通過も「相場の不確実性」払拭されず、仮想通貨市場など一転して売り優勢

仮想通貨



2022-01-27 12:30:03

22年1月のFOMC終了

米連邦公開市場委員会(FOMC)を経た連邦準備制度理事会(FRB)は日本時間4時頃、政策金利を「まもなく引き上げるのが適切」とする声明を発表。その後パウエルFRB議長の記者会見が行われた。

FOMC通過によるアク抜け期待などから米株式市場、暗号資産(仮想通貨)市場ともに反発していたが、記者会見の質疑応答を経て、「利上げ回数と利上げ幅」における不確実性を嫌気された。一縷の望みで淡い期待を抱いていた市場を失望させた、と言い換えることもできそうだ。

パウエル議長は、約40年ぶりの水準に高止まりするCPI(米消費者物価指数)などを念頭に、インフレーション・物価上昇圧力の抑制に努める姿勢を強調。FOMC会合ごとの利上げの可能性も排除しなかった。FRBは次回FOMC開催の3月初旬までにテーパリング(量的緩和縮小)を終えた上、金利を引き上げる方針を明確にしている。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、経済下支えのための異例の金融緩和策が導入されてから早2年近くが経過した。官製相場の恩恵を受けて、高騰してきた株式市場や暗号資産(仮想通貨)市場などのリスク資産は、重大な岐路に立たされている。

過剰流動性を生み出した緩和マネーの巻き戻しのほか、金利上昇は企業の将来のキャッシュフローの現在価値が大きく低下することになるため、金融引き締め局面では割高感の意識されやすいグロースセクターを中心に売りが先行する傾向にある。

また昨今では、ウクライナ情勢を巡り、ロシアと欧米の対立が先鋭化。軍事的緊張が高まっていることも市場心理に影を落としている。

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